「秋山孝ポスター美術館 長岡」が
再オープンしました。
昔ながらの風情ある街並みが残る、新潟県長岡市の摂田屋・宮内地区に新たな観光スポットが登場しました。
大正時代の銀行建築をリノベーションしたミュージアムには、
秋山孝氏の鮮やかな色彩をもつポスター作品などを中心としたアート作品を展示しています。
酒蔵や味噌、醤油の蔵元が多く、発酵文化が根付いたこのエリアならではの魅力を存分に味わいながら、
長岡出身のアーティスト秋山孝の世界をぜひ鑑賞にいらしてください。
館内ではカフェやショップを併設しており、お子様から大人まで気軽にお楽しみいただけます。
スケジュール
コレクション展 宮内・摂田屋百景
2024年9月14日(土)~2025年3月30日(日)
ご好評につき会期延長
歴史と文化が息づく宮内・摂田屋の魅力
「宮内・摂田屋百景」は、雪国の冬の風景を描いた作品が多く、印象的で目を引かれます。
しんしんと雪が積もる日の醤油蔵や旧三国街道、竹駒稲荷の赤い鳥居と白い雪など、アーティストたちが見出だした日常にある小さな美しさや雪国ならではの色彩のコントラストが、作品の中に溢れています。
摂田屋地域は、旧三国街道沿いに発展した、歴史と文化が多く残る町です。APMのある宮内も懐かしさを感じる雁木通りの商店街もあり、大正・昭和の風情が漂う地域です。
今回は、2014年に好評を博した企画展「宮内・摂田屋百景展」を開催いたします。
多摩美術大学大学院のイラストレーション研究グループ院生と、APMの活動を通して繋がったアーティストたちが、宮内・摂田屋に愛着と興味をもつようになり、それぞれ独自の視点から切り取った宮内・摂田屋のポスターを展示いたします。雪国の生活や独自性、心に響き渡る魅力をお楽しみください。
秋山 孝
1952~2022
1952年長岡市生まれ。多摩美術大学卒業。東京藝術大学大学院修了。
1986年、自然保護ポスター「WILD LIFE-HELP」でワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞を受賞し、1998年、インド核実験反対のポスターで国連賞を受賞する。2007~2013GraphisPosterAnnual(アメリカ)で19個の金賞を受賞、他各国のビエンナーレにおいて多数受賞。ヘルシンキ、メキシコ、イタリア、ウクライナ、深圳、上海、シカゴ、ワルシャワで国際ポスター展の審査員として招聘される。著書に「キャラクターコミュニケーション入門」(角川書店)、「Chinese Posters(中国ポスター)」(朝日新聞出版)、「イラストレーションスタディーズ」(玄光社)、他。
開館時間 | 9:00-17:00 |
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休館日 | 毎週火曜日 ※祝日の場合は営業、翌日休館 年末年始 |
入館料 | 無料 |
TEL | 0258-39-1233 |
所在地 | 〒940-1106 新潟県長岡市宮内2-10-8 |
駐車場
・美術館向かいのMOパーキング3番、13番(2台)
・市営摂田屋駐車場(徒歩7分程)