2-2-6 展覧会記録 (2011年)

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 ■2011年  展覧会  ■2011年  美術館大学

第6回企画展


 4/16〜6/30
 「Voices in Freedom」


 4/16  第10回美術館大学
        「メキシコのポスター世界」
        時間:pm3:00~4:30
        講師:U.G.サトー、リンダ・リトー、秋山孝
第7回企画展


 7/9〜9/23
 「秋山孝ポスター」展3

 7/9  開館2周年記念  第11回美術館大学
        「長岡の教育の歴史」
        時間:pm4:00~5:30
        会場:秋山孝ポスター美術館長岡
        講師:稲川明雄、秋山孝



 8/3   第12回美術館大学
        「夢を抱いて明日に希望を!」
        時間:pm3:00~4:30
        講師:豊口協、秋山孝



第8回企画展


 10/1〜10/31
 多摩美術大学大学院イラストレーションスタディーズ
 「メッセージイラストレーションポスター in 長岡」展3


 10/1   第13回美術館大学
        「長岡のデザイン教育」
        時間:pm3:00~4:30
        講師:木村保夫、秋山孝

第8回企画展
2011.10.1(Sat)-10.31(Mon)
Message Illustration Poster 3
メッセージイラストレーションポスター展



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長岡市立上組小学校 鑑賞授業 in APM

  • 日  時:2011年 10月 26日(水)9:50-10:50
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 参加者数:約90名

今年も上組小学校の生徒たちがAPMにやってきた。昨年、一昨年と授業を行ったのは6年生であったが、今年は3年生。大学院生のポスターから何を読み取るのか楽しみである。今回は、「ポスターがどんなことを言っているかを勝手に想像する」「そのメッセージに返事をする」という二つの作業を中心に鑑賞授業が行われた。 ワークシートが各作家の作品の前に置かれ、授業が始まる。担当の先生が「これから展示されている作品をよく見て、このポスターはこう言っているんじゃないかなということを勝手に想像して書きましょう」と説明する。ワークシートには「○○さんはこう言っている…と思う」と書かれ、余白にはいくつかの吹き出しが記載されていた。開始の合図とともに、生徒たちはそれぞれのポスターの前に置かれたワークシートに殺到する。中にはいくつものポスターをはしごする強者も。その作業がひと段落すると先生がいくつかのメッセージを読み上げ、様々な感じ方を生徒たちに紹介した。その後ハガキ大の用紙が配られ次の作業に。用紙には「○○さんのメッセージへ返事を書こう」とあり、先ほど作品から受け取ったメッセージに対しての返事を各自が書いていく。ひとりで黙々と取り組む生徒もいれば、友達と相談しながら考えをまとめていく生徒もおり、それぞれが真剣に取り組んでいる。 様々な意見があがったので、ここに少し紹介する。

■ 大石晃裕さん
・ どんな生き物でも心はつながっている
・ 虫が何よりも好きだからこの絵を描いたと思う
■ 李宗訓さん
・ 心にあいた穴がうまらない
・ これからもかっこよくてつよそうなえをかいてください
■ 神田智哉さん
・ 宇宙に行ってみたいと言っている
・ 「楽しいからおいでよ!」と言っているみたいです
■ 金[ミン]志さん
・ にぎやかな町にしたいと思って、この絵を描いたと思う
・ 「ぼくは幸せだよ」「こんな家にすみたいな」とか、いろんなことが伝わってきました
■ 郭根守さん
・ 何でも大切にしよう、というメッセージだと思う
・ おこっている顔、助けてって言っている顔、にやにやしている顔、いろいろだ
■ 新宅和音さん
・ へびの絵ってミステリーみたいです。だれかに支配されたんじゃないですか
・ 女の子が体に花を咲かせて育てたいという思いです
■ 秋田浩介さん
・ 悲しいことがあったけど、また楽しそうなときをとりもどそうとしている
・ 多分、「いのちをたいせつにしよう」という意味だと思う
■ 内山咲子さん
・ だれかと別れた感じでかわいそう
・ えんぴつが折れそうなほどいっぱいかいてあってじょうずです
■ 王芊蒨さん
・ ぼくは、笑ってさってゆくガイコツだと思います。すごくじょうずで感動しました
・ ガイコツの目がないけど、奥の方にあるように見えました
■ 増井千晶さん
・ 「あやまって仲直りしようかな」というメッセージだと思う
・ 色や人も工夫して描いていたり、他のとちがうふんいきが出ていてキレイです  

担当の先生が以前「見る」ことがとても大切なのだと話しておられた。通常我々は物を見ているようで見ていないのだという。確かに、今回小学生の意見を聞いて初めて気づいた点がいくつもある。キャプションを読んで、作品を見て、理解したつもりになっていた。違った見方がたくさんある、そう気づかせてくれた上組小学校3年生の鑑賞授業であった。(APM職員)

おっここ市「まちかど美術館」

  • 日  時:2011年 10月 8日(土)
  • 場  所:長岡市摂田屋・宮内・秋山孝ポスター美術館長岡
  • 参加生徒:97名

 長岡市の摂田屋・宮内地区にはおっここ市という祭りがある。NPO法人「醸造の町摂田屋町おこしの会」が中心となって毎年開催されている。今年のおっここ市は10月8日(土)に行われた。今年は長岡市立上組小学校6年生の作成したオブジェが、宮内商店街を飾った。オブジェは6年生が高田建築事務所の端材を利用し作ったもので、テーマは「My タワー」。12年間の自分を表現したものである。きれいに色付けされたものもあれば、高く高く積み上げられたものもあり、千差万別のタワーが並んだ。街頭には上組小学校の生徒たちが学芸員として立ち、道行く人々に作品解説を行った。残念ながら時間限定の解説だったので学芸員に出会えなかった人もいたであろうが、その分生徒たちは限られた時間の中で積極的に声を掛け、各作品の魅力を伝えようとしていた。もちろんAPMの前にも作品は並んだ。そのほか、高田建築事務所の社員がAPM付近に休憩所を設け飲み物をふるまうなど、おっここ市の会場だけでなくそこまでの町並みも楽しんでもらえる工夫がなされた。休憩所に設置された木製のベンチは入れ子式になっており、高田建築事務所がこの日のために作成したものである。ベンチの側面にはAPMのシンボルマークや美術館のシルエットが彫られている。APMのイベントでもときどき使用されるので、機会があればご覧いただきたい。この日、宮内の町を飾った上組小学校6年生のタワーは、10月23日(日)の「上組小学校芸術祭」でも展示され、来場者を楽しませていた。(APM職員)

第13回美術館大学

  • 日  時:2011年 10月 1日(土)15:00-16:30
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 講  師:木村保夫氏、秋山孝氏
  • 題  目:「長岡のデザイン教育」
  • 参加者数:43名

第13回美術館大学では、当館館長・秋山孝の高校時代の恩師である木村保夫氏をお迎えして「長岡のデザイン教育」について講演していただいた。  木村氏は1934年、長岡に生まれた。長岡は第二次世界大戦時に空襲を受けた町であり、その爆撃は美術館までで止まったと言われている(そういった経緯で、美術館の北側の壁は「火の壁」と名づけられた)。終戦を迎えた頃、長岡の町は焼けてデザインなどというものはほとんどなかったという。その後日本は復興し、高度経済成長期に入る。大量生産・大量消費が主流となった世の中で、徐々にデザインの需要が増えてきた。商品の販売促進のため、ポスター、包装紙、パッケージなどのデザインは欠かせないものになっていった。  戦後の美術は純粋美術と職業美術に分かれて進んだ。その中でも職業美術は、工業美術と商業美術に分けられる。工業美術は染色やテキスタイルなどを指し、商業美術はグラフィックデザインや視覚デザインなどが当てはまる。木村氏は長岡商業高等学校に赴任し美術と商業美術を受け持つことになったが、商業美術については着任後に自らも学びながら指導する毎日であったという。  当時新潟県にはいくつかの商業高校があり、中でも新潟商業高等学校、三条商業高等学校、長岡商業高等学校、高田商業高等学校の商業美術部が活躍していた。美術館大学のレジュメには長岡商業高等学校校友会雑誌「ヘルメス」の、在校生徒の手による表紙デザイン一覧があったが、どの作品もスッと引き込まれるような魅力があり、長岡商業高校生の実力の高さを表していた。  レジュメには長岡のデザイン教育に携わった指導者として、田代修一氏、吉田三郎氏、高田信重氏、小宮重吉氏、藤田かずひろ氏、大川民次郎氏のお名前が挙がり、中でも小宮氏の功績が高かったと述べられた。新潟・長岡に縁のあるデザイナーについても触れてあり、長岡高等工業学校を卒業した大智浩氏、西蒲原郡吉田町(現在の燕市)出身の亀倉雄策氏については裏話なども聞け、会場は盛り上がった。  講演後の質疑応答では、「バウハウス」についての質問がなされた。バウハウスは、ドイツに設立された美術と建築に関する総合的な教育を行った学校である。木村氏が質問に答え、秋山館長がバウハウス初代校長ヴァルター・グロピウスやパウル・クレーにも言及し、補足した。  長岡の町は戦後の美術教育でよき指導者に恵まれたこともあり、デザインが盛んとなった。デザイン教育にも重きが置かれ、ついにはデザインを専門的に学ぶ大学、長岡造形大学の設立に至るのである。(APM職員)

懇親会

  • 日  時:2011年 10月 1日(水)17:00-19:00
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 参加者数:44名

APMでは展覧会の初日に、会員との交流を図る懇親会が開催されている。中でも10月に開催される懇親会は、出品者である多摩美術大学の大学院生たちと作品について語り合うことのできるめったにない機会である。美術館大学終了後、スタッフだけでなく高田建築事務所の社員や多摩美術大学の学生、サポーターズ倶楽部会員といった懇親会常連の参加者たちの協力で、あっという間に準備が整っていく。 テーブルが設置され、クロスがかけられ、寿司(大漁寿司)、刺身・オードブル(志満屋)がテーブルに並んでいく。会場の一角には大きな容器に氷とともに飲み物が入れられ、最後まで冷たく飲めるようになっている。APMの懇親会では日本酒の需要が高く、今回は「越の寒中梅」「長者盛」(新潟銘醸)の2種類の日本酒とビールやソフトドリンクが用意された。一方でAPMの裏には移動するカレー屋「Dadjo Dilo」のバスが到着し、準備が始まる。 飲み物が各自のコップに注がれると、「メッセージイラストレーションポスター展委員会」委員長の大石晃裕氏のあいさつに続き、秋山館長の乾杯のあいさつで懇親会が始まった。秋山館長と話す人、美術館大学講師の木村保夫氏と語らう人、作者の大学院生に作品についてたずねる人、料理に夢中な人、各自がそれぞれの場所で談笑し、楽しむ。メキシコ展でも演奏していただいた畠山徳雄氏が、今回も生演奏をしてくださった。カレーのいい匂いが会場に立ち込めてくると、舞台は展示室から裏口へ。裏口には高田建築事務所作成の入れ子式ベンチが用意されており、そこで腰掛けながら美術論に花を咲かせ、料理を堪能する。終わりの時間が近づくと、恒例の写真撮影が行われる。今回も撮影は吉澤義孝氏が担当してくださった。全員が笑顔のいい写真となった。これからもこの小さな美術館が会員を、作家を、美を愛する人を繋ぐ場となることを願う。(APM職員)


第7回企画展 秋山孝ポスター美術館長岡 開館2周年記念
秋山孝ポスター展 2011.7.9(sat)-9.23(fri)



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第12回美術館大学

  • 日  時:2011年 8月 3日(水)15:00-16:30
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 講  師:豊口協氏(長岡造形大学理事長、APM運営委員会会長)、秋山孝氏(APM館長、多摩美術大学教授)
  • 題  目:「夢を抱いて明日に希望を!」
  • 参加者数:65名

1970年、日本で万国博覧会が開催された。戦後、高度経済成長を遂げ、経済大国となった日本にとって大きな意味を持つイベントである。今回講演していただく豊口協氏は、万国博覧会(大阪万博)で電電公社のパビリオン建設に携わったという経験を持つ。美術館大学では「夢を抱いて明日に希望を!」という題目の下、そのときのお話を拝聴した。豊口氏が関わった大阪万博での電電公社のパビリオンは電気通信館、テーマは「人間とコミュニケーション」であった。建物をいくつかの空間に分け、それぞれのコミュニケーションの形を展示することとなった。最初の空間は、原始的なコミュニケーションの姿である母親と赤ん坊の関係を表した「赤ん坊の空間」とした。壁一面にテレビモニターを埋め込み、すべての画面に泣いている赤ん坊の映像を映す。「呼びかけの空間」では、天井から6,000個もの受話器をぶら下げた。その受話器からは各国の言葉が聞こえてくる。また、メインの広場では世界初の東京、京都、種子島を結んだ多元中継が連日行われ、人気を博していた。豊口氏はこれらの企画だけでなく、展示や展示に関わるすべての業務に関わった。たとえば「赤ん坊の空間」では壁面に並ぶ大量のテレビモニターを調達しなければならない。赤ん坊を泣かす映像も撮らなくてはならない。「呼びかけの空間」では6,000個もの受話器を確保しなければならない。当時は広告代理店などもなく、限られた時間と予算の中、それらの交渉から撮影まですべて自分たちで行ったという。これらを30代のうちに経験できたことは大きな糧となったと豊口氏は語った。秋山館長との対談では、「未来に対して大切なメッセージは?」との問いに対して「創る力と考える力が重要」と応じた。豊口氏が理事長を務める長岡造形大学では一般市民に「本格的なものづくり」を体験してもらおうと講座を用意している。自分の作ったものを介して人とコミュニケーションをとり、ものづくりの喜びを感じてほしいと開催しているものだ。「創る力と考える力」を育む環境を提供している。(APM職員)


第11回美術館大学

  • 日  時:2011年 7月 9日(土)16:00-17:30
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 題  目:稲川明雄 氏「長岡の教育の歴史」
  • 参加者数:64名

第11回美術館大学の、講師は河井継之助記念館館長の稲川明雄氏、講演題目は「長岡の教育と歴史」である。長岡市は教育を大切にしてきた歴史ある街である。それは戊辰戦争の際の「米百俵」の話からも伺える。戊辰戦争で敗れた長岡藩は、石高を減らされ財政が窮乏した。見かねた三根山藩から百俵の米を贈られたが、大参事はその米を分配せず学校設立のための資金源としたという。このときの大参事のセリフが、「百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵になる」というもの。この大参事というのが小林虎三郎である。小林虎三郎は「興学私議」のなかで国家の強弱は民の強弱によって決まると述べている。 国家を強くするためにはまず民に教育を施し、優秀な国民が国家を支える構図を作っていくべきだとし、その思想のもとに小林虎三郎の「国漢学校」はつくられた。稲川氏は小林虎三郎を中心に話を進められたが、その小林に影響を与えたであろう人物として秋山景山についても言及している。秋山景山は、当館の館長秋山孝の祖先ではないかとも言われている人物で、長岡の藩校崇徳館の初代校長である。こうして江戸から幕末にかけての教育のお話が主ではあったが、現代の教育については「知識を教える」教育であると述べている。「本当の教育とは自ら学ぶ、自ら発見する」ことなのではないかと結んだ。稲川氏の講演後、秋山館長との対談、質疑応答の時間を設けた。 秋山館長とは、資料の収集・保存についての話が交わされた。秋山館長の夢のひとつに、「装画・装丁美術館」を設立することがある。それは、図書館が書籍をデータ化し実物を処分する流れがあるとのことから思い至ったのだという。書籍の内容はもちろん重要だが、外装も大切であり、それら貴重な資料を収集・保存し、公開する場所が必要なのではないかと考えたからである。図書館に勤務され図書館長を勤めた経験のある稲川氏はこれについて、スペースの問題もあり書籍のデータ化は仕方のない一面がある、司書も苦しみながらの選択であろうと述べた一方、警鐘を鳴らしていく必要があるともおっしゃった。 質疑応答では、個性教育について話が及んだ。秋山館長は学生にアドバイスはするが「色使いをどうするか」などの質問には解答を出さないという。なぜなら人が教えた答えでは、それは個性とは呼べないからだという。稲川氏の「本当の教育とは自ら学ぶ、自ら発見する」という言葉とリンクする意見だった。(APM 職員)

APM2周年記念 懇親会

  • 日  時:2011年 7月 9日(土)18:00-19:30
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 参加者数:69名

秋山孝ポスター美術館長岡が開館してから今年で3年目を迎える。今回の秋山孝ポスター展、2周年記念懇親会では、また新たな一歩が踏み出された。その一歩とは法人会員の発足である。昨年度末より当館のサポーターズ倶楽部にも法人会員制度が整い、会員を募集していた。現法人会員は、新潟銘醸(株)、長岡三古老人福祉協会、川崎自動車工業(有)、第四電設(株)、高田建築事務所(株)、フォレス・タカダ(株)の6法人である。この6法人の法人会員授与式から、今回の懇親会はスタートした。テーブルに並ぶのは、新潟銘醸(株)の「冬将軍 雪蔵貯蔵」「長者盛 吟醸生原酒」などの日本酒をはじめ各種飲料、寿司(大漁寿司)、刺身(やまや)、アジの南蛮漬け(田上商店)、鳥の唐揚げ(田上商店)、新潟県黒崎の枝豆、アイスパン(旭屋)、神楽南蛮味噌味の柿の種、そしてお手製のナスとキュウリの漬物である。柿の種は星野本店より、漬物は宮内の塚野靖子様より、それぞれご厚意でいただいた。会場に集まった多くの人々が料理、飲み物を片手に談笑する。初めての人も顔なじみの人も、APMが縁で繋がり、一緒に2周年記念を祝うことができたことに感謝したい。会の中盤では、長岡三古老人福祉協会の代表として駆けつけてくれた近藤陽一郎氏が、特別に生歌を披露してくださった。近藤氏の飾らない人柄がそのまま表れた様な、伸びやかで力強い歌。そういう曲を選んでくださったのか、どの曲もノリがよく、夏にぴったりだった。開会の挨拶では、サポーターズ倶楽部会長高田清太郎氏の言葉が心強い。美術館大学で秋山館長が述べた「装丁・装画美術館設立」の夢を実現すべく、今年の目標を「法人会員10社」と定めたという。さらにAPMを発展に導いてくれることだろう。最後に、APM恒例の集合写真の撮影となった。今回、美術館大学、懇親会と撮影を担当してくださったのは、吉澤義孝氏である。感謝したい。(APM職員)


第6回企画展 メキシコ革命100年・独立200年記念 in 長岡 / 秋山コレクション研究2
Voices in Freedom 2011.4.16 sat.〜6.30thu.




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100万人のキャンドルナイト in APM

  • 日  時:2011年 6月 22日(水)18:00-22:00
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 入館者数:50-60名
  • 主 催 者:高田建築事務所

【1000000人のキャンドルナイトについて】
何年か前からこの時期になると、全国各地に散らばるある特定の人々を賑わす運動がある。 エコという言葉がもてはやされ始めた頃から開催されているアートイベントの一つで”1000000人のキャンドルナイト”と呼ばれており、日本中の各地に散らばっている優しさや思いやりをキャンドルの灯りに変え、普段点けている照明を消すことで、限りある電気エネルギーの消費を少しだけでも抑えようといった内容の運動である。(※解釈が多様化しているので誤りがあった場合はご容赦願います。) 開催は個人の自由であり、インターネットサイトに開催場所等をUPすることで、名前を借りてイベントを開催することができ、また主体がキャンドルであるため、準備においても比較的容易であることが推測できた。 この3ヶ月間、常に、宮内地区が行うべき”まちおこし”について考えてきた。 知り合いを通じてこのイベントの情報を聞き入れたのが開催の6日前。 キャンドルの灯りを想像するのは難くなく、この場所で淡く放つ灯りが持つ神秘性を、ほぼ直感的に信じてみたくなった。

【まとめ】
今回のイベントは時間も限られている中、様々な方々の絶大なご協力により、50人を超える来場者があり大盛況の後に終了することができた。 上組小学校への告知による、子供達や先生方の来場。 軽飲食の提供により、来場者の会話に花が咲いた。 地域の方々とのコミュニケーションの場としての可能性の拡大。 友人の楽曲提供は、建築の空間体験に加え、新たに”音”という要素を加え空間と調和した。 今回のイベントは、秋山孝先生始め、本当に地域の方々や会社の皆様、友人知人といった、家族のような繋がりがあって初めて開催に至れたと改めて感じている。 この文章をかりて改めて、皆様に深く感謝申し上げます。 人と人との関わり合いから、決して逸脱する事が出来ない社会の中で、キャンドルと町の美術館の神秘的な空間によって、人々の内に秘めた優しさや気持ちが表に引き出され、新たなコミュニケーション方法の一つとしての可能性が垣間みられたのではないかと思う。 地域づくりやまちおこしといった言葉も多くでてきているが、継続していく事で活気ある町となっていけばと考えている。(高田建築事務所社員・平澤健至)

第10回美術館大学

  • 日  時:2011年 4月 16日(土)15:00-16:30
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 題  目:「メキシコとのポスター世界」
  • 鼎談:U.G.サトー,リンダ・リトー,秋山孝
  • 参加者数:46名

雪国新潟の長かった冬が終わり、春の訪れとともにようやく新年度のAPMが始動する。今年度最初の展覧会は、メキシコ革命100年・独立200年を記念して作成されたポスターを展示した「Voices in Freedom展」である。世界中の著名なグラフィックデザイナーの手による作品がAPMの小さな空間に整然と並んでいる。そんな空間で行われた今回の美術館大学は、U.G.サトー氏とリトウリンダ氏をお招きして秋山先生と「メキシコとのポスター世界」というテーマで鼎談していただいた。「Voices in Freedom展」でAPMに展示してある作品は60点。その中にはU.G.氏やリトウ氏の作品もある。リトウ氏の作品は日本画風に描かれた二羽の鶏。昨今の鳥インフルエンザ問題などもあり、鳥には自由のないイメージがあったため、題材として用いたという。一方、秋山先生の作成した今回の展覧会ポスターは、メキシコ革命の英雄エミリアーノ・サパタがモチーフ。武器を持たず、親指を立てる英雄の姿に、平和な時代がやってきたことを感じる。ポスターアートについてのお話は興味深い。U.G.サトー氏は、「メッセージを明確に伝えることができる。ビジュアルに訴えることで一目瞭然」とポスターの特性を述べる。それに対し、リトウリンダ氏は「ポスターにとりつかれた一人として、死ぬまで創り続けたい」とポスターへの熱意を語った。また、 U.G.サトー氏は「ポスターにはユーモアを入れたい」と言っていたが、今回の秋山先生の展覧会ポスターのサパタの帽子は、よく見るとメキシコの地図になっているのに気づいただろうか。これこそユーモアであろう。質疑応答の時間は、三者三様の答えがあり面白い。「ポスターのどこがそんなに魅力なのか」という質問には、「自分の伝えたいものを煮詰めて表現することの面白さ、少しでも面白くしようと七転八倒する」(U.G.サトー氏)、「ポスターが受け入れられる時代なのだと思う。ポスターというメディアが100年後に残っているかわからないが、40歳になってますます創りたいと思っている」(リトウリンダ氏)、「日本画、洋画のスタイルを受け入れられなかった。ポスターの薄さや軽さが自分には合っていた」(秋山先生)。今回の美術館大学では、秋山先生とその「ご友人」であり「仲間」であるお二方との鼎談だった。旧知の間柄ということもあり、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。今年度の始まりにふさわしい、すばらしい美術館大学だった。(APM職員)

親睦会

  • 日  時:2011年 4月 16日(土)17:00-19:00
  • 場  所:秋山孝ポスター美術館長岡
  • 参加者数:46名

今回の親睦会の目玉の一つはなんといっても法政大学ギタークラブOB会、畠山徳雄先生によるメキシコ音楽の演奏だろう。3月11日の東日本大震災の影響で一度は中止となったこの演奏会が、改めて開催することとなったのは、ひとえにギタークラブOB会の皆様の善意によるものである。  会のはじめにアダージョなど数曲が披露されると、美術館の小さな空間は音楽でいっぱいになる。当館の展示室は非常に音が響くので、音楽が鳴るととても伸びやかに聞こえる。演奏が終了すると「もう終わってしまった」と残念そうに帰るお客様もいた。  親睦会には、美術館大学に引き続きU.G.サトー氏とリンダ・リトー氏も出席してくださった。美術館大学で秋山先生が「コミュニケーション力が半端じゃない」というだけあってU.G.氏は誰とでも朗らかに語り合う。リンダ氏は柔らかな口調で静かに語る。普段はなかなか接する機会のない方々とこんなにも距離を縮められるのも、小さな美術館APMの魅力だろう。  会の終わりには、御法川哲郎先生に多摩美術大学GD(グラフィックデザイン)学科研究室の皆様より花束と記念品が手渡された。御法川氏はこの度、多摩美術大学GD学科研究室助手から長岡造形大学視覚デザイン学科の准教授になられた。そのお祝いである。学科長の長瀬公彦先生からも励ましのお言葉をいただいた。  最後に全員で集合写真を撮ってお開きとなった。全員笑顔のいい写真となった。(APM職員)

※いつもお世話になる、宮内のお店「はな本」が3月で閉店してしまった。美味しい手料理と女将さんの温かなもてなしに惹かれて毎回通っていたので落胆していたのだが、今回の親睦会に筍を炊いて持ってきてくださった。女将さんの人柄が感じられるような優しい春の味だった。心より感謝申し上げます。

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